大刀 神宮式年御遷宮御神宝鍛刀餘鐵 昭和二二十八年十月吉日 遠藤光起謹作之 / Tachi Mitsuoki Endo made this Tachi from the rest of the iron for Ise Shrine Sengu (Regular shrine removal)
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tachi mitsuoki 1
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売却済 / Sold
時代 : 昭和
国 : 新潟県
証書 : 財団法人日本美術刀剣保存協会
保存刀剣 : 鑑定書
外装 : 白鞘入
刃長 : 2尺6寸0分強
反り : 内ぞり
目釘穴 : なし
元幅・元重 : 23.5mm・4.9mm
先幅・先重 : 16.1mm・3.3mm
Period : Showa
Country : Niigata Pre
Paper : NBTHK Hozon Paper
Fittings : Shirasaya
Length : 78.8cm
Curve : Uchizori
Hole : 0
Bottom Width,Thickness : 23.5mm・4.9mm
Top Width,Thickness : 16.1mm・3.3mm
遠藤光起は新潟県出身の刀工で、明治37年(1904)生まれ、栗原彦三郎に入門し、数々の名刀を作刀した昭和の有名な刀匠です。栗原彦三郎の現代刀工の位列によると、光起を最上大業物、検査役格として高く評価しています。昭和14年(1939)後鳥羽天皇700年祭奉賛会奉納、昭和20年(1945)山本五十六元帥の記念刀を謹作、また伊勢神宮をはじめとした神社仏閣に奉納刀を数々収め、昭和56年(1981)(財)日本美術刀剣保存協会の無鑑査に認定されました。平成4年(1992)88歳で亡くなっています。日本最古、最大の直刀として有名なのは鹿島神宮の国宝「ふつのみたまのつるぎ」ですが、湾曲した反りをもった日本刀が世に出るようになったのは、平安時代中期以降といわれています。伊勢神宮式年遷宮では20年に1度ご社殿やご神宝など全てを新しくして、大御神(おおみかみ)にお遷りいただく行事が行われています。第1回は690年、そして平成25年(2013)に第62回が行われ、約1300年間継続されています。
本作は昭和48年、記念すべき第60回式年遷宮に収めたご神宝を鍛刀した際の余鉄で作刀された直刀です。2尺6寸の直刀はさすが無鑑査刀工の作で出来も良く、実際の奉納刀も本作のような作品であったのではないかと推察されます。