小柄 後藤悦乗(花押) 五福神図 / Kozuka Goto Etsujyo
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kozuka 1002
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売却済 / Sold
時代 : 江戸中期
国 : 山城国
証書 : 財団法人日本美術刀剣保存協会
特別保存刀装具 鑑定書
材質 : 金無垢魚子地 高彫
長さ : 97.9mm
幅 : 15.1mm
厚さ : 5.2mm
Period : Mid Edo
Country : Yamashiro
Paper : NBTHK Tokubetsu Hozon Paper
Length : 97.9mm
Width : 15.1mm
thickness : 5.2mm
後藤悦乗は後藤程乗(宗家9代)の次男で寛永19年(1642)に京都で生まれました。前田家から百五十石を支給され演乗と隔年ごとに金沢に出張滞在し、前田家の彫金と財政面の仕事に従事しました。また多くの門人を養成し、加州金工の発展に尽くしました。後年に江戸下谷に屋敷を貰い、徳川幕府の用達も行い、宝永5年(1708)67歳で亡くなりました。
本作は金無垢魚子地に五福神を配置した豪華絢爛な作品です。左側から鹿を伴う福禄寿、釣竿に鯛を傍らに太鼓を打つ恵比寿、米俵に座り笛を吹く大黒天、琵琶を奏でる弁財天、大きな袋を持った布袋の五福神となっています。中央の三福神が演奏し、両傍の二福神がその演奏を聴いているといった状況でしょうか、なんとも優雅で、出来もすばらしい作品です。
