刀 筑州住源信国吉包 / Katana Chikushu jyu Minamoto Nobukuni Yoshikane

商品コード:
katana nobukuni yoshikane 1
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時代 : 江戸初期
国 : 筑前国

証書 : 財団法人日本美術刀剣保存協会
特別保存刀剣 鑑定書
新刀大鑑所載

外装 : 拵付白鞘入

刃長 : 2尺2寸9分
反り : 5分9厘
目釘穴 : 1個
元幅・元重 : 30.5mm・6.3mm
先幅・先重 : 21.8mm・4.5mm


Period : Early Edo
Country : Chikuzen

Paper : NBTHK Tokubetsu Hozon Paper
Recorded in "Shinto Taikan"

Fittings : Koshirae + Shirasaya

Length : 69.4cm
Curve : 1.8cm
Hole : 1
Bottom Width,Thickness : 30.5mm・6.3mm
Top Width,Thickness : 21.8mm・4.5mm


筑前信国一派は京信国一派の流れをくむものとされており、その始祖は信国吉貞と言われています。彼は慶長七年(1602)黒田長政に召抱えられ、豊前より筑前博多に移住し、その後も一派は黒田家の加護の下、大いに繁栄しました。信国吉包は信国吉貞の孫にあたり、葵一葉紋を茎に切ることを許された信国重包の父でもあります。
本作は新刀大鑑所載で、その解説では「鎬造り、庵棟、中切先、生ぶ茎、鑢目切り勝手下がり、丸棟、目くぎ穴1個、栗形小尻、地鉄杢目柾交り肌約む、刃文互の目丁子見事足入り、葉交え金線顕わる、帽子乱れ込み先掃きかけ小丸返り出来傑作。」とあります。華やかな刃紋に新刀独特の映りが立ちます。なかなか覇気のある作品で、金梨地に金と銀の蛭巻塗鞘に縁頭、栗形、こじりが金色の波図、目貫は金色の龍図、鐔は銀色の波図と目にも鮮やかな拵が附帯しています。