脇指 近江大掾藤原忠廣 / Wakizashi Omidaijyo Fujiwara Tadahiro

商品コード:
wakizashi tadahiro 1
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時代 : 江戸初期
国 : 肥前国

証書 : 財団法人日本美術刀剣保存協会
特別保存刀剣 鑑定書

外装 : 白鞘入

刃長 : 1尺8寸強
反り : 5分
目釘穴 : 1個
元幅・元重 : 33.6mm・7.4mm
先幅・先重 : 25.2mm・5.8mm


Period : Early Edo
Country : Hizen

Paper : NBTHK Tokubetsu Hozon Paper

Fittings : Shirasaya

Length : 54.6cm
Curve : 1.5cm
Hole : 1
Bottom Width,Thickness : 33.6mm・7.4mm
Top Width,Thickness : 25.2mm・5.8mm


近江大掾忠廣は初代忠吉の子で、寛永9年(1632)に19歳で家督を継承し、寛永18年(1641)に近江大掾を受領しました。以降元禄6年(1693)に至るまで鍋島家の注文に応えて数々の名品を残しました。作刀歴は六十余年に及び、肥前刀工中で最も多くの作品を残しています。刀では指裏が多いですが、脇差では指表に銘に切るのが一般的です。
本作は乱れ刃で、身幅が広く、重ね厚いがっちりとした体配です。焼巾広く、沸がちに片落ち、角、尖り互の目に小足入り、総体的に尖って逆がかるこころあり、葉交じり、砂流わずかにかかる刃文に、地鉄は小板目肌よく詰み、地沸微塵に付き、細かな地景入り、帽子は直ぐに小丸に返り、忠廣の力量を充分に感じられる素晴らしい出来です。