脇指 大和大掾藤原正則 / Wakizashi Yamato daijyo Fujiwara Masanoroi
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wakizashi masanori 1
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売却済 / Sold
時代 : 江戸初期
国 : 越前国
証書 : 財団法人日本美術刀剣保存協会
特別保存刀剣 鑑定書
外装 : 拵付白鞘入
刃長 : 1尺4寸2分半
反り : 3分1厘
目釘穴 : 1個
元幅・元重 : 29.6mm・6.9mm
Period : Early Edo
Country : Echizen
Paper : NBTHK Tokubetsu Hozon Paper
Fittings : Koshirae+Shirasaya
Length : 43.2cm
Curve : 0.93cm
Hole : 1
Bottom Width,Thickness : 29.6mm・6.9mm
初代大和大掾藤原正則は山城三条吉則の末裔で、本国は丹後国(京都府北部)宮津から越前福井に移住したと言われています。作品は平造り脇指が多く、刃文はのたれに小乱れ、晩年互の目揃うもの、又は直ぐに浅くのたれ交じるものなど多様なものがあり、地鉄は杢目肌立ち、彫物の作品も見られます。
本作は大和大掾正則初代の作で、片面だけが切刃となった片切刃造の特異な造り込みで、表に梵字と草の倶利伽羅龍、裏に梵字と素剣の彫物が施されています。刃文も表裏まったく異なり、表は互の目乱れ、大互の目、矢筈風の刃など変化に富んだ刃であるのに対して、裏はのたれにゆったりとした大互の目となっています。地鉄は板目に杢目交じり肌立ち、地沸つく出来で、良業物に列位されています。片切刃造りをお探しの方にお勧めしたい一振りです。