刀 横山加賀介藤原祐永 天保九年二月日(菊紋)一備前長船住 / Katana Yokoyama Kaga no suke Fujiwara Sukenaga (Kikumon) Ichi Bizen Osafune jyu A.D. 1838

商品コード:
katana sukenaga1
販売価格(税込):
1,650,000
関連カテゴリ:
刀 太刀 / Katana Tachi
時代 : 江戸末期
国 : 備前国

証書 : 財団法人日本美術刀剣保存協会
特別保存刀剣 鑑定書

外装 : 拵付白鞘入

刃長 : 2尺3寸(69.7cm)
反り : 6分3厘
目釘穴 : 1個
元幅・元重 : 32.2mm(棟を含む)・6.8mm
先幅・先重 : 22.2mm(棟を含む)・4.8mm


Period : Late Edo
Country : Bizen

Paper : NBTHK Tokubetsu Hozon Paper

Fittings : Shirasaya+Koshirae

Length : 69.7cm(27.44inchese)
Curve : 1.9cm
Hole : 1
Bottom Width,Thickness : 32.2mm(Mune is included)・6.8mm
Top Width,Thickness : 22.2mm(Mune is included)・4.8mm

横山祐永は祐平の次男で、兄祐盛が祐定家の養子となった為、父祐平の跡を継ぎ、自ら「友成五十六代孫」と自称しました。作風は地鉄無地風となり、刃文は匂口締まった小互の目、小丁子、足入る出来です。嘉永四年(1851)に57歳で他界しました。
本作は鎬造、庵棟、先反ごころに反りつき、中切先の体配です。地鉄は小板目詰み、地沸淡くつき、刃文は焼き出しがあり、小互の目が連れ、連れた小互の目を主体として、所々片落ち互の目や逆がかる刃が交じり、帽子は綺麗に小丸に返る出来です。天保九年(1838)44歳の作で特徴が良く表れた作品です。外装は刻鞘で、鯉口金具、栗形、小尻が赤銅七々子地になっており、柄前は亀図で、鐔は赤銅の鶴亀図とおめでたい図柄で纏められた打刀拵です。