鐔 無銘 京透 八重菊透 / Tsuba Mumei Kyosukashi
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tsuba 1430
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鐔 / Tsuba
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売却済 / Sold
時代 : 江戸中期
国 : 山城国
証書 : 財団法人日本美術刀剣保存協会
保存刀装具 鑑定書
形 : 竪丸形 鉄地 陰透 角耳小肉
縦 : 81.8mm
横 : 81.1mm
耳 : 5.9mm
Period : Mid Edo 17~18c
Country : Yamashiro
Paper : NBTHK Hozon Paper
Length : 81.8mm(3.22inches)
Width : 81.0mm(3.19inches)
thickness : 5.9mm(0.23inches)
京透鐔とは山城国で京都を中心にして製作された地透かし鐔の総称で、京透以外にも、時代別に平安城透や大五郎と言った分類もあるようですが、今はそれらを総称して京透と呼称しています。時代は室町末期から江戸中期あたりまでが総体的に考えられているようです。鉄地に細い線を組み合わせたものが多く、重ねも薄いものが一般的です。
菊花は中国では2000年以上も前から薬用として栽培されていたようですが、日本へ伝わったのは平安時代ではないかとされています。菊紋は天皇家の家紋としても有名ですが、古来より高貴で貴重な花とされ、その後江戸時代には一般庶民にも広まり、愛され、日本の歴史と歩んできた花であり、それゆえ菊花の図柄は沢山見られます。本作では八重菊の花を透かした意匠で、より精密な線が特徴的な鐔です。