鐔 無銘 埋忠 野晒図 / Tsuba Mumei Umetada NOZARASHI
                        
                        
                            - 商品コード:
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                            - 販売価格(税込):
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                                380,000
                                円
                                                           
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時代 : 江戸中期
国 : 山城国 
証書 : 財団法人日本美術刀剣保存協会
保存刀装具 鑑定書
形 : 分銅形 鉄地 据紋象嵌色絵 丸耳
縦 : 70.1mm
横 : 54.3mm
耳 : 4.9mm
Period : Mid Edo 17~18c
Country : Yamashiro
Paper : NBTHK Hozon Paper
Length : 70.1mm(2.76inches)
Width : 54.3mm(2.14inches)
thickness : 4.9mm(0.19inches)
埋忠とは桃山時代から江戸時代にかけて京都で活躍した一門で、中でも実質的な祖と言われるのは埋忠明寿です。埋忠一門は刀剣、刀身彫刻、鐔等の刀装具の製作に加え、古い名刀の仕立て直しや金象嵌銘の嵌入、その他鎺の製作や名刀の記録作業もてがけ、かなり幅広い活動を行っていたようです。
本作は分銅形で、小柄、笄櫃穴を大きく取った形となっています。野辺にうち捨てられた髑髏や骨を表す野晒図は戦国時代、生死は常に隣り合わせであるということから、このような意匠が生まれたと考えられています。桃山の三名人である金家、信家、埋忠明寿にも野晒の鐔があると言われていますが、こちらの鐔も埋忠一門が製作したものと極められた鐔です。