刀 無銘 島田 / Katana Mumei Shimada
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katana mumei shimada1
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売却済 / Sold
時代 : 室町末期
国 : 駿河国
証書 財団法人日本美術刀剣保存協会
保存刀剣 鑑定書
外装 : 拵付白鞘入
刃長 : 2尺3寸3分弱
反り : 4分9厘半
目釘穴 : 3個
元幅・元重 : 30.0mm・6.9mm
先幅・先重 : 20.8mm・4.6mm
Period : Late Muromachi 16c
Country : Suruga
Paper : NBTHK Hozon Paper
Fittings : Koshirae+Shirasaya
Length : 70.2cm(27.63inches)
Curve : 1.5cm
Hole : 3
Bottom Width,Thickness : 30.0mm・6.9mm
Top Width,Thickness : 20.8mm・4.6mm
駿河国島田では室町時代中期に義助を始祖とする一派が繁栄しました。駿河は今川、武田、徳川の諸家にも関係の深かった土地であり、それらを顧客とした鍛冶集団が起こり、それが島田派であったとされています。義助の他、助宗、広助などが有名であり、新刀期に渡り作刀されています。
本作は鎬造り、三つ棟、元来先反りの体配です。地鉄は小板目、地沸微塵に付き精美で、所々細かな地景交じり、刃文は尖り刃を主体とした皆焼で、所々匂い口締まるところがあります。棟側も盛んに働き、焼き腰元まで返る華やかな刃文です。はばきの形が斬新で、刃文とマッチした作品になっています。皆焼がお好きな方にお薦めの一振りです。
