脇指 大和守安定 二ツ胴落切手山野賀右門 慶安元年十月九日 (Wakizashi Yamato no kami Yasusada Saidanmei A.D.1648)
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wakizashi yasusada 1
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売却済 / Sold
時代 : 江戸初期
国 : 武蔵国
証書 財団法人日本美術刀剣保存協会
特別保存刀剣 鑑定書
外装 : 白鞘入
刃長 : 1尺6寸0分5厘
反り : なし
目釘穴 : 1個
元幅・元重 : 31.8mm・6.5mm
先幅・先重 : 20.8mm・4.2mm
Period : Early Edo
Country : Musashi
Paper : NBTHK Tokubetsu Hozon Paper
Fittings : Shirasaya
Length : 48.6cm
Curve : -
Hole : 1
Bottom Width,Thickness : 31.8mm・6.5mm
Top Width,Thickness : 20.8mm・4.2mm
大和守安定は従来、本国越前とされてきましたが、最近の研究では紀州石堂派出身であることが明らかになったようです。安定の作風はのたれを基調として互の目を交え、沸付き砂流かかるものが一般的で、切れ味においては随一の作者と言われております。
本作も慶安元年(1648)の二ツ胴落切手山野賀右衛門の截断銘があり、反りのない1尺6寸の脇指をどのように使用したものかと切手山野賀右門の熟練の技を連想させられてしまいます。刃文は互の目乱れに沸よく付き砂流しきりとかかり、地鉄は小板目肌よく詰んで、地沸厚く付き、地景入る出来で特徴がよく表されています。本作の安定の銘は一般的な銘とは異なり、草書銘でとても珍しく、資料的にも貴重な作品です。