鐔 無銘 大野 茶筅透 / Tsuba Mumei One
                        
                        
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時代 : 江戸中期
国 : 尾張国 
証書 : 財団法人日本美術刀剣保存協会
保存刀装具 鑑定書
形 : 丸形 鉄地 肉彫地透 丸耳
縦 : 72.2mm
横 : 72.2mm
耳 : 6.2mm
Period : Mid Edo 18c
Country : Owari
Paper : NBTHK Hozon Paper
Length : 72.2mm(2.84inches)
Width : 72.2mm(2.84inches)
thickness : 6.2mm(0.24inches)
尾張で作られた鐔には、尾張透、金山、山吉、法安、柳生そして信家などがありますが、「鐔集成」では応保元年(1161)江州から6人の鍛冶が尾州知多郡大野に移住して以来、大野鍛冶の名は知られているとあります。作風は小ぶりで厚手のものが多く、金山に似て武骨な造り込みが一般的とされています。
本作は大野に極められた鐔です。茶筅は抹茶を点てる時に使用する茶道具のひとつです。茶は平安時代に中国から伝来し、当時は薬として飲まれたようです。その後、室町期には千利休により茶の湯が完成され、豪商や武士そして一般庶民へと広がっていったようです。茶筅は竹製のものがほとんどで、本作では穂の様子が細かく肉彫され、元の節のラインがいかにも竹らしさを表した作品となっています。