鐔 藻柄子入道宗典製 江州彦根住 / Tsuba Mogarashi nyudo Soten sei Goshu Hikone jyu

商品コード:
tsuba 489
販売価格(税込):
320,000
関連カテゴリ:
鐔 / Tsuba
時代 : 江戸中期
国 : 近江国

証書 : 財団法人日本美術刀剣保存協会
保存刀装具 鑑定書

形 : 竪丸形 鉄地 肉彫地透 象嵌色絵 角耳小肉
縦 : 78.3mm
横 : 75.6mm
耳 : 4.0mm


Period : Mid. Edo 18c
Country : Oumi

Paper : NBTHK Hozon Tosogu Paper

Length : 78.3mm
Width : 75.6mm
thickness : 4.0mm


藻柄子宗典は江戸中期に彦根中藪(なかやぶ)に住んだ金工で、藻柄子は入道名です。美濃彫の流れを汲んだ濃密な彫である彦根彫を創始し、合戦図や和漢人物図を肉彫地透にした作品が多く経眼されます。
本作は竹林の七賢人を透かした鐔です。日本では竹林の七賢というと、現実離れしたお気楽な発言をする者のイメージもありますが、3~4世紀の中国では奔放な言動は死の危険があり、彼らの俗世から超越した言動は、当時の知識人の精一杯で命がけの批判表明と賞され、後世の人々から敬愛される存在となりました。宗典の彦根彫の鐔は江戸で人気を博し、現在もなお人気のある鐔です。