短刀 無銘 了戒 / Tanto Mumei Ryokai
- 商品コード:
-
tanto mumei ryokai 1
- 販売価格(税込):
-
0
円
(価格はお問合せ下さい / Please contatc us)
- 関連カテゴリ:
-
売却済 / Sold
時代 : 鎌倉末期
国 : 山城国
証書 : 財団法人日本美術刀剣保存協会
特別保存刀剣 鑑定書
保存刀装 鑑定書
外装 : 拵付白鞘入
刃長 : 7寸3分5厘
反り : 0
目釘穴 : 3個
元幅・元重 : 20.0mm・5.0mm
Period : Late Kamakura 13~14c
Country : Yamashiro
Paper : NBTHK Tokubetsu Hozon Token Paper
NBTHK Hozon Toso Paper
Fittings : Koshirae+Shirasaya
Length : 7寸3分5厘 / 22.3cm(8.78inches)
Curve : 0
Hole : 3
Bottom Width,Thickness : 20.0mm・5.0mm(0.78inches・0.20inches)
了戒は鎌倉末期の来派を代表する刀工で、現存する年紀は正応(1288~)、永仁(1293~)、嘉元(1303~)、延慶(1308~)などあり、来国俊と同年代となります。作風は来国俊に近似しますが、地鉄に柾気を交えて白けごころを帯びるものや、直刃の匂口がうるみごころ呈するものなどあり、見どころとなっています。
本作は平造、三ツ棟、表に素剣、裏に腰樋の彫物あり、中心やや振袖風となり時代が感じられます。地鉄は小板目つみ、地沸付き、沸映りたち、刃文は小沸出来の直刃で、中ほどから物打ちにかけて、うちのけの如く、内側に刃掃きかけ、連なり、帽子は先に行って、沸厚くなり、丸く返る出来です。外装は黒漆塗の印籠刻に千鳥の金蒔絵鞘の合口拵で、総金具は樫野直信の波濤の作です。小柄、笄は無銘の別作となっていますが、品良く纏められた良い拵で、外装にも保存の鑑定書がついています。