刀 近江守高木住助直 / Katana Oumi no kami Takagi jyu Sukenao
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katana sukenao1
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売却済 / Sold
時代 : 江戸中期
国 : 摂津国
証書 : 財団法人日本美術刀剣保存協会
特別保存刀剣 鑑定書
外装 : 拵付白鞘入
刃長 : 2尺0寸7分
反り : 2分9厘
目釘穴 : 2個
元幅・元重 : 30.6mm・6.6mm
先幅・先重 : 21.0mm・5.2mm
Period : Mid. Edo 17c
Country : Settsu
Paper : NBTHK Tokubetsu Hozon Token Paper
Fittings : Koshirae+Shirasaya
Length : 2尺0寸7分 / 62.7cm(24.7inches)
Curve : 0.9cm
Hole : 2
Bottom Width,Thickness : 30.6mm・6.6mm(1.20inches・026inches)
Top Width,Thickness : 21.0mm・5.2mm(0.83inches・0.20inches)
近江守高木住助直は寛永16年(1639)近江国高木で生まれ、その後大阪へ出て、津田助広(二代)の門に学び、妹婿となったと言われています。作刀期間は寛文8年(1668)から元禄6年(1693)頃までで、作風は師助広の濤瀾乱れを最も良く継承し、互の目乱れ、大湾れに互の目、直刃などもあり、師に迫る作も多く見られます。銘は「近江国住助直」「近江大掾助直」「近江守助直」「近江守高木住助直」「津田近江守助直」ときり、津田銘では師同様の丸津田銘となっています。
本作は「近江守高木住助直」ときっていますが、銘は草書風となり、直の文字の目の内部分が〒となっていることから、丸津田銘直前の延宝9年(1681)つまり天和元年(1681)頃から助広が没する前の天和2年(1682)頃の作ではないかと思われます。焼き出しがある濤瀾乱れの刃文は沸・匂深く、地刃ともに明るく冴え、師に迫る素晴らしい出来です。外装は黒に朱の線が入った鞘に突兵風の金具がついた洒落た拵で、目釘穴は2個あることから、生の拵ではないものの江戸末期頃に制作された斬新なデザインの外装で、濤瀾刃の刀身とマッチしたものになっています。