脇差 (菊紋)山城守藤原国清(金象嵌)寛文五年十二月廿一日山野加右衛門永久(花押)弐ッ胴截断 / Wakizashi Yamashiro no kami Fujiwara Kunikiyo (kinzogan)Yamano kauemon Nagahisa(Kao)cut two bodies

商品コード:
wakizashi kunikiyo 1
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時代 : 江戸初期~中期
国 : 越前国

証書 : 財団法人日本美術刀剣保存協会
    特別保存刀剣 鑑定書

外装 : 拵付白鞘入

刃長 : 1尺7寸5分
反り : 2分5厘
目釘穴 : 2個
元幅・元重 : 30.8mm・6.5mm
先幅・先重 : 22.7mm・4.1mm


Period : Early Edo~Mid Edo
Country : Echizen

Paper : NBTHK Tokubetsu Hozon Token

Fittings : Koshirae+Shirasaya

Length : 53.0cm(20.8inches)
Curve : 0.75cm(0.29inches)
Hole : 2
Bottom Width,Thickness : 30.8mm・6.5mm
(1.21inches・0.02inches)
Top Width,Thickness : 22.7mm・4.1mm
(0.89inches・0.16inches)


初代山城守国清は、三代島田助宗の子として信州松本に生まれ、吉右衛門と称しました。後に堀川国広の門人となり、国清と改め、師国広没後は越後高田の松平忠昌に仕え、さらに忠昌が越前福井に転封の際、主君に従って同地に移住しました。寛永四年(1627)に山城大掾を受領し、翌寛永五年(1628)に山城守並びに菊紋を拝領したとされています。中直刃が多く、地鉄は小板目に杢目交じる出来で、初代は業物でもあります。二代国清は作柄初代同様で、初二代の代別は難しいとされています。
本作は鎬造、庵棟、地鉄は板目つんで、地沸付きやや肌立ち、杢目交じり地景よく入り、刃文は小沸出来で、表裏腰刃を焼き、上は直刃にほつれ、二重刃を交え、帽子は直ぐに小丸の出来です。銘は裏銘に刻し、表には、寛文五年(1665)山野加右衛門永久による截断銘があり、業物である初代の作ではないかと思われます。外装は朱と黒の印籠刻鞘の合口拵で、赤銅七々子地に剣巻龍の二所が目を引きます。笄のみが高瀬栄寿在銘となっています。