鐔 無銘 薩摩 鉈豆透 / Tsuba Mumei Satsuma

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tsuba 1196
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時代 : 江戸後期
国 : 薩摩国

証書 : 財団法人日本美術刀剣保存協会
保存刀装具 鑑定書

形 : 変り形 鉄地 肉彫地透 象嵌 丸耳
縦 : 84.4mm
横 : 76.6mm
耳 : 2.1mm~4.1mm

Period : Late Edo 18c~19c
Country : Satsuma

Paper : NBTHK Hozon Tosogu Paper

Length : 84.4mm
Width : 76.6mm
thickness : 2.1mm~4.1mm

江戸時代、薩摩では戦に出る際に鉈豆を持たせる習わしがあったと言われています。鉈豆には上に伸びたつるがまた下の方に戻ってくるという性質があり、戦いから無事に戻ることを願った縁起物として、また兵糧食として携帯したようです。薩摩の人にとって鉈豆は身近なものであり、鐔の意匠にも用いられたようです。鉈豆透かし鐔で有名な金工には小田直香家が上げられます。直香(なおたか)、直教(なおのり)、直昇(なおのり)、直堅(なおかた)と続き、鉈豆の意匠以外でも、竹に虎、波に龍、雲に龍や獅子の子落しなどがあります。
本作は無銘ながら薩摩と極められた鐔で、作域やデザインからも肯定される良品です。