目貫 無銘 加賀後藤 梅龍竹虎図 / Menuki Mumei Kaga Goto
                        
                        
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時代 : 江戸後期
国 : 加賀国
証書 : 財団法人日本美術刀剣保存協会
特別保存刀装具 鑑定書
形 : 容彫 金無垢地 
サイズ1 :   32.8x17.3mm 
サイズ2 :   33.3x17.0mm
Period : Late Edo 19c
Country : Kaga
Paper : NBTHK Tokubetsu Hozon Tosogu Paper
Size1 :  32.8x17.3mm ( 1.27x0.68inches)
Size2 :  33.3x17.0mm ( 1.31x0.67inches)
加賀後藤は江戸初期に加賀前田家が後藤家の金工を招いて藩が召抱え、その技術を習得していくところから始まります。後藤宗家7代顕乗は家督を光重(8代即乗)に譲った後は従兄弟の覚乗と隔年交代で加賀藩の彫金と財務の業務を行うとともに加賀後藤と称される金工群の育成と発展に尽くしました。この家職は実子の9代程乗から、悦乗、演乗などに引き継がれ、加賀百万石の城下町で独自の華やかな作風を生み出し隆盛を極めました。
本作は加賀後藤に極められた目貫です。表目貫には梅と龍を裏目貫には竹と虎を配し、龍虎と梅竹の見事な対比となっています。竹に虎は掛軸や襖などによく経眼されます。梅に龍はそれほど観られませんが、一竿子忠綱彫同作 元禄十二年八月日と銘した梅倶利伽羅(龍が梅樹に巻付いた図柄)の彫物が施された刀があります。倶利伽羅龍は不動明王の化身と言われていますが、梅倶利伽羅も同意なのでしょうか。この目貫は出来もさることながら、一対の対比の考案が素晴らしい作品です。