鐔 武州住正方 破扇透 / Tsuba Bushu jyu Masakata Yabure Ogi Sukashi

商品コード:
tsuba 1123
販売価格(税込):
175,000
関連カテゴリ:
鐔 / Tsuba
時代 : 江戸中期
国 : 武蔵国

証書 : 財団法人日本美術刀剣保存協会
特別保存刀装具 鑑定書


形 : 丸形 鉄地 肉彫地透 金布目象嵌 両櫃穴 角耳小肉
縦 : 76.0mm
横 : 75.0mm
耳 : 4.6mm

Period : Mid Edo 18c
Country : Musashi

Paper : NBTHK tokubetsu Hozon Paper

Length : 76.0mm
Width : 75.0mm
thickness : 4.6mm


武州住正方は武州伊藤派の鐔工で江戸神田に住しました。伊藤家は徳川幕府の鐔師として名声を馳せ、江戸中期より幕末まで栄えました。
本作は鉄地丸形、破れ扇を肉彫りし、地を透かし、三種類の扇の図柄にそれぞれ金象嵌による模様を施しています。また扇の要には銀地が使用されアクセントになっています。破れ扇は軍扇が破れても戦い徹すという意味や、「もののあわれ」を美とした日本的な美意識がこめられた文様で、古来より使用されています。耳は角耳小肉となり、透かしのデザインが素敵な鐔です。