刀 粟田口近江守忠綱 / Katana Awataguchi Oumi no kami Tadatsuna

商品コード:
tadatsuna2
販売価格(税込):
2,500,000
関連カテゴリ:
刀 太刀 / Katana Tachi
時代 : 江戸中期
国 : 摂津

証書 : 財団法人日本美術刀剣保存協会
    特別保存刀剣 鑑定書

外装 : 拵付白鞘入

刃長 : 2尺3寸5分弱(71.2cm)
反り : 6分6厘
目釘穴 : 1個
元幅・元重 : 32.3mm(棟を含む)・7.4mm
先幅・先重 : 22.2mm(棟を含む)・5.2mm

Period : Mid. Edo

Country : Settsu

Paper : NBTHK Tokubetsu Hozon Token Paper

Fittings : Koshirae+Shirasaya

Length : 71.2cm(28.03inches)
Curve : 2.0cm
Hole : 1
Bottom Width,Thickness : 32.3mm(Mune is included)・7.4mm
Top Width,Thickness : 22.2mm(Mune is included)・5.2mm

二代粟田口近江守忠綱は初代近江守忠綱の子で、初期では初代同様「粟田口近江守忠綱」と銘しましたが、元禄以降「近江守」とも「一竿子」とも銘しました。初期の作風は初代同様、元に焼き出しがある足長丁子、その後は互の目乱れや助広風の濤欄刃、直刃などもあります。また彫物を得意とした事でも有名です。
本作は鎬造、庵棟、重ね尋常、元先の幅差付き、反り浅く付き、中切先の体配です。地鉄は小板目、細かに地沸付き、腰元に大肌交じり、刃文は沸勝ちで、元に焼き出しがあり、焼き頭がやや高低のある小互の目が連れ、それに長い足入る、所謂、足長丁子となり、上半に行くにつれ焼き幅広くなると共に焼きの高低差が低くなり、帽子は焼き込んで、直ぐに小さく返る出来です。外装は新しいですが、鮫の研ぎ出しの貴重な鞘に、赤銅七々子地の縁頭、葵図の目貫、赤坂風の透鐔と格調高い仕上がりの拵となっています。