刀 兼元 (孫六) / Katana Kanemoto (Magoroku)
- 商品コード:
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katana kanemoto3
- 販売価格(税込):
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4,500,000
円
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刀 太刀 / Katana Tachi
時代 : 室町末期 (Late Muromachi)
国 : 美濃国 (Mino)
証書 : 財団法人日本美術刀剣保存協会
特別保存刀剣 鑑定書
外装 : 白鞘入
刃長 : 2尺2寸強
反り : 6分2厘
目釘穴 : 3個
元幅・元重 : 28.7mm・5.0mm
先幅・先重 : 21.0mm・3.5mm
Period : Late Muromachi
Country : Mino
Paper : Katana NBTHK Tokubetsu Hozon Paper
Fittings : Shirasaya
Length : 66.8cm(26.3inchese)
Curve : 1.9cm
Hole : 3
Bottom Width,Thickness : 28.7mm・5.0mm
Top Width,Thickness : 21.0mm・3.5mm
兼元は室町時代から江戸時代を経て現代に至るまで続いていますが、そのうち2代目を「孫六兼元」と呼称しています。孫六兼元は初代兼元の子で、特に技量が優れ、兼定と並び室町時代の美濃鍛冶を代表する名工です。三つ連れた尖り互の目の二つ目が大きくなる刃文を三本杉と称し、古来より「関の孫六三本杉」として広く知られいますが、孫六の三本杉は変化に富み、真の三本杉にはならず、焼き低く、時には処々欠け出す所もあり、匂口に柔らか味がありますが、後代になると、規則的な三本杉となり、匂口が締まる特徴があります。また最上大業物に列位されており、切れ味に優れたことから武田信玄・豊臣秀吉・黒田長政・前田利政・青木一重など多くの武将が佩刀したと言われています。
本作は鎬造り、庵棟、摺り上げ、区送りながらも、元来先反り付き、重ねやや薄く、中切先伸びる体配です。地鉄は板目に小板目、総体的に肌流れ、所々肌立ちごころに地沸付き、刃文は匂い勝ちの尖り互の目で、所謂三本杉を崩した孫六の代表的な刃文で、帽子は直ぐにいって、先強く掃きかける出来です。