刀 奥州仙台住国包(二代)(切付銘)撃一ノ胴穿土尺餘 天明七丁未年三月廿一日試之 / Katana Oshu Sendai jyu Kunikane 2nd (Kiritsuke sign) Ichi no Do wo Uchi Dosyaku amari wo Ugatsu A.D.1783
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katana kunikane 2nd 2
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売却済 / Sold
時代 : 江戸初期~中期
国 : 陸前国
証書 : 財団法人日本美術刀剣保存協会
特別保存刀剣 鑑定書
外装 : 拵付白鞘入
刃長 : 2尺4寸4分
反り : 5分3厘
目釘穴 : 1個
元幅・元重 : 30.7mm・6.3mm
先幅・先重 : 20.8mm・5.0mm
Period : Early Edo~Mid.Edo
Country : Rikuzen
Paper : NBTHK Tokubetsu Hozon Token Paper
Fittings : Koshirae+Shirasaya
Length : 73.9cm
Curve : 1.6cm
Hole : 1
Bottom Width,Thickness : 30.7mm・6.3mm
Top Width,Thickness : 20.8mm・5.0mm
二代国包は初代山城大掾国包の長男で、本郷吉右衛門と称しました。正保2年(1645)に家名を相続し、伊達家に仕えました。寛文7年(1667)に山城守を受領し、同12年(1672)に61歳で没しています。その作風は家伝の保昌流の柾目鍛えを得意とし、多くは直刃を焼きますが、互の目出来の刃文にも挑んで、その完成度が高く、さらに良業物に列せられているように切れ味にも優れた刀工です。
本作は鎬造、庵棟、身幅尋常、反り浅く、やや鎬高い体配です。地鉄は柾目に地沸付き、地景交じり、刃文は匂い口やや太く、沸細かく厚く付き、谷を切った丸い互の目を3つ1つと規則的に焼き、乱れの間に金筋、砂流混じるすばらしい出来です。また良業物に列せられているように、本作は天明七年(1787)の切付銘が刻まれています。初代国包では仙台伊達家の家紋の一つである九曜紋が茎に切られたものがあるようですが、本作附属の拵は縁頭、鐔が九曜紋で揃えられた作品です。