鐔 無銘 赤坂二代忠正 蕨手車透 / Tsuba Mumei Akasaka Tadamasa 2nd
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tsuba 912
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売却済 / Sold
時代 : 江戸初期
国 : 武蔵国
証書 : 財団法人日本美術刀剣保存協会
保存刀装具 鑑定書
形 : 菊花形 鉄槌目地 地透 丸耳
縦 : 75.5mm
横 : 74.7mm
耳 : 5.9mm
Period : Early Edo 17c
Country : Musashi
Paper : NBTHK Hozon Paper
Length : 75.5mm
Width : 74.7mm
thickness : 5.9mm
赤坂鐔は江戸開府に伴い、寛永頃に京より(一説に尾張より)江戸に進出し、赤坂に住したことが語源とされています。初代、二代、三代はすべて無銘で古赤坂と呼称され珍重されています。赤坂鐔の特徴は尾張鐔の力強さに京透の優美さを融合させた鉄味良好の厚手丸耳仕立てとされ、洗練味ある透し彫や図案が粋で垢抜け、斬新であるとされています。また「三枚鍛え」と言われる、鍛錬の際に生じた顕著な層状の鍛え肌が耳の周囲や茎櫃に確認されるのも特徴の一つと言われています。
本作は二代忠正に極められた鐔で、京の優美さというよりは尾張の武骨さ、力強さが印象の鐔です。三枚鍛えも観られ、切羽台の形状も上方が尖り気味でいかにも時代の上がる作品と思われます。