刀 安倫(仙台) / Katana Yasutomo (Sendai)
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katana yasutomo 1
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売却済 / Sold
時代 : 江戸初期
国 : 陸前国
証書 財団法人日本美術刀剣保存協会
特別保存刀剣 鑑定書
外装 : 白鞘入
刃長 : 2尺4寸4分
反り : 4分9厘
目釘穴 : 1個
元幅・元重 : 31.4mm・6.4mm
先幅・先重 : 20.7mm・4.5mm
Period : Early Edo
Country : Rikuzen
Paper : NBTHK Tokubetsu Hozon Paper
Fittings : Shirasaya
Length : 74.0cm
Curve : 1.5cm
Hole : 1
Bottom Width,Thickness : 31.4mm・6.4mm
Top Width,Thickness : 20.7mm・4.5mm
初代安倫は初銘を倫祐といい、余目五左衛門と称し、承応頃(1652~1654)大和守安定門に入り、翌明暦元年(1655)に没したと言われています。二代安倫は同様余目五左衛門と称し、明暦二年(1656)に江戸に出て大和守安定門となり、陸前に帰国後は大いに活躍したといわれています。彼はまた伊達綱宗公の相槌を務めたことでも有名です。作風は安定伝を継承し、業物でもあります。
初代が早世の為、同工の作刀はなく、本作は二代安倫の作です。鎬造、庵棟、身幅、重ね尋常。地鉄は小板目流れ、地沸細かく付き、所々鎬よりに暗帯部のような黒い鉄がやや混じる。刃文は小沸よくついた直ぐ調にのたれ、小のたれよく交じり、腰元から中ほどにかけて金筋入る。帽子はややのたれて掃きかけ返る出来です。非常に健全で、重要刀剣にも迫る一品です。