太刀 備州長船政光 明徳五年三月日 / Tachi Bisyu Osafune Masamitsu A.D.1394
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katana masamitsu 1
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時代 : 南北朝末期
国 : 備前国
証書 : 財団法人日本美術刀剣保存協会
重要刀剣 指定書
外装 : 白鞘入
刃長 : 2尺3寸3分
反り : 4分6厘
目釘穴 : 2個
元幅・元重 : 28.7mm(棟を含む)・7.3mm
先幅・先重 : 18.3mm(棟を含む)・4.5mm
Period : Late Nanbokucho
Country : Bizen
Paper : NBTHK Juyo Paper
Fittings : Shirasaya
Length : 70.65cm
Curve : 1.4cm
Hole : 2
Bottom Width,Thickness : 28.7mm(including Mune)・7.7mm
Top Width,Thickness : 18.3mm(including Mune)・4.6mm
重要刀剣図譜解説より
政光は南北朝時代の備前長船派の刀工で、兼光門下の一人であり、現存する作刀に制作年紀の上限は延文で、下限は室町時代初期の応永に及んでおり、その活躍期は明らかである。作風は倫光や基光同様に兼光の風を踏襲しており、のたれ、互の目、直刃など多様であるが、総じて刃文が小模様となるところに此の工のみどころがある。
この太刀は板目が流れ、所々杢を交え、肌たちごころとなり、地景風の黒みのあるかねが入り、乱れ移りが立ち、刃文は小互の目主張に小丁子、互の目、小のたれ、腰開きの刃、尖りごころの刃など多種の刃が交じり、部分的に小模様に乱れ、匂い出来となり、細かに金筋、砂流かかり、帽子が乱れごころとなるなど、地刃に政光の特色が顕現されている。姿形が殆ど崩れることなく保存されていることが称揚され、加えて明徳五年も好資料である。